遷延性意識障がいの弟を介護する

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zoom RSS 11月7日(水)から11月15日(木) 療養病院

<<   作成日時 : 2012/11/16 11:43   >>

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この病院の入院患者。

脳卒中後遺症患者。
認知症、糖尿病などの持病がある人。
移動は車椅子、高齢だが、話せるし、食べられる人。
体の一部を切断されている患者。
末期がん患者。

他の病棟ではリハビリに励んでいる人もいるのだろうが、ここではほとんど目につかない。
うちのように、本人でなく家族がリハビリをやっている家はなおさら数が少ない。
患者の3分の2にはめったに見舞い客がないそうだ。

退院する人・転院する人は余り目につかない。
気候が落ち着いている時でも、2週間に一人は亡くなっている印象がある。
病院全体ではどのくらいだろうか。

やはり看取りが大きな役目なのだろう。
手厚い看護はないが、簡易ホスピスのようなものか。

スタッフも、落ち着いて患者の死を受け止めているようだ。
ある意味、慣れているのだ。
それは仕方ない。
仕事だから。
すぐに気持ちを切り替えなければ、他の病人の世話ができないだろうから。

だがこれだけは忘れて欲しくない。
自分たちが患者の命を預かっているのだということを。

11月9日、また、ふーみんの酸素が止まっていた
入浴後、再開するのを忘れられた。
推定1時間。
家族が来なかったらどれくらい無酸素にされていたか。
あれほど忘れないようにするからと注意書きを外させておいて、このありさまだ。

人間は忘れるもの。
忙しければなおさらだ。
どうして根本的な対策、システムを考えないのか。

酸素療法をされている他のご家族はどうなのか。
うちだけだろうか、こんな目にあっているのは?



酸素吸入約1リットル


11月7日(水)12:29〜15:55

体温 35.8度 酸素飽和度86% → 吸引 → 96% 脈拍54

リハビリ 25分
車椅子の散歩 65分
酸素停止時間 65分
吸引 4回
ナースのひげそり・口腔ケア
音楽 サイモン&ガーファンクル



11月8日(木)13:06〜19:10頃

起きている。散髪済み
体温 36度 酸素飽和度 94〜96% 脈拍51

腹臥位療法+ホットタオル+ハートのマッサージャー 30分
車椅子の散歩(床屋)推定20分
酸素停止時間 推定20分+30分
リハビリ 計68分
90度ギャッジアップ 20分

足指開放 80分
爪刺激・血管マッサージ 43分
ST
口腔ケア
吸引 7回(自力排出1回)
コミュニケーション ー 右腕をあげながら、『小指を立てる』『チョキを作る』 ○

***
月一回の散髪日で、車椅子が足りず散歩に出られなかった。
やはりふーみん専用をレンタルしようか。
かつて約2年間借りていた時のレンタル料は月7千円。
今はもっと高くて最低1万円だ。
それでも、毎日確実に車椅子に乗せられれば良いのだが、日曜と祝祭日、忙しい日は人手がないし、他のケアとぶつかって乗せられない時もある。
少々割高感がするので決心できないでいる。

***
腹臥位時、『便秘がひどいので蒸しタオルをしましょう』、とナースが持ってきてくれた。
が、タオルが冷めて、包んでいたバスタオルからパジャマと下着を濡らしてしまった。
着替えさせてくれたけれど、やはりビニールは必要だ。



11月9日 (金) 
13:03〜15:55

体温 35.8度 酸素飽和度 95%(酸素を通してから3分後) 脈拍 51

車椅子の散歩 60分
酸素停止時間 推定60+60=120分
リハビリ 計27分
ST(NO先生)
吸引 2回
音楽 天地真理

***
酸素が止まっているのを家族が発見。
入浴後、再開するのを忘れたらしい。
家族が来なかったらいつまで無酸素にされていたか。
全く信用できない。
他の病院さえ見つかればすぐにでも出て行きたい。


16:25〜19:10

眠っている。赤い顔。

足指開放 30分
爪刺激・血管マッサージ 30分
90度ギャッジアップ 10分
口腔ケア
吸引 2回

***
入室したら、栄養がかなり残っている。
経管の速度が異常に遅い
体調が悪い時でもこんなにスローペースではなかった。
こっそりと少し速くしてみた。
その後ナースも速めにきた。今度は眼にもとまらない速さ
どうしていつも一定の速度で落とせないのか。
病人の体に良いわけがない。
それに、経管の終わりの時間を測っての食休みと、その後のケアにも差し支えるではないか。
実際、オムツ替えもあり、リハビリや側臥位の時間が無くなった。



11月10日 (土) 12:40〜18:56

起きている。オムツも終了している。
体温35.9度 酸素飽和度92〜96% 

車椅子の散歩 85分
酸素停止時間 85分
リハビリ 計45分
90度ギャッジアップ 15分
側臥位右15分左3分

爪刺激・血管マッサージ 45分
足指開放 60分
ST
口腔ケア
吸引5回
ホッカイロ
コミュニケーション (母に)チョキとパーをやって見せる。

***
数カ月ぶりに母が来た。
それでもふーみんの表情は変わらない。
にこっととまでもいかなくても、せめてニヤッと位してほしいのに。

***
手足の冷え対策としてミニホッカイロを使い始めた。
湯たんぽを頼んでもなかなか持ってきてくれないのは目に見えているし、他の事がおろそかになられても困るので。
ベッドに戻ってから夕食時に使っている。
ホッカイロを貼りつけたバスタオルで手を巻いて、右手はベッドに置く。
左腕は右方向に曲げ左手と共に腹部も保温する。
足の場合は足首のリンパ部分が温まるようにする。
どちらも低温やけどにならないよう肌には直接当てない。
勿論、帰宅時にははがしている。
使用済みのホッカイロはそのままビニール袋に入れて密封していれば3回ほど使える。



11月11日(日)16:06〜18:56

起きている。経管中。
体温 35.9度 酸素飽和度94〜95% 脈拍54

リハビリ 15分
爪刺激・血管マッサージ 20分
90度ギャッジアップ 18分
側臥位 右15分、左5分−痰がごろごろしているが排出まではいかない。
足指開放 60分
口腔ケア
つめきり、ひげそり、ワセリン等
吸引 2回



11月12日 (月) 13:00〜19:00

起きている。右目もいつもより開いている。
体温 36度 酸素飽和度 85〜91% → 吸引 → 93〜95% 脈拍 64

車椅子の散歩 45分
酸素停止時間 45+15=60分
リハビリ 計41分
90度ギャッジアップ 計15分

爪刺激・血管マッサージ 35分
足指開放 100分
口腔ケア
吸引 5回
ミニホッカイロ 120分
ワセリン
下剤ピコス 15:45 

***
腹臥位療法+ホットタオル2枚―(酸素無 15分 酸素付15分) ハートマッサージャー使用
酸素飽和度91%〜安定せず → 15分後酸素開始 96%



11月13日 (火) 13:00〜18:56

体温35.8度 酸素飽和度96% 脈拍51―18:30

車椅子の散歩 約100分
酸素停止時間 約100分
リハビリ 計45分

足指開放 100分
爪刺激・血管マッサージ 25分
口腔ケア
吸引5回 
摘便 排便2少々 → 11:00 排便7多
ワセリン

***
ST―
顔のマッサージと百面相・氷で頬をタッピング・冷え冷えスプーンでゴックンさせる。
姉が丸ごとバナナを食べているところを見せる。刺激されたか口を動かしだす。
生クリームだけを少し綿棒で取って舌の上に乗せる。
舌を動かし始め、噛みだす。
また生クリームだけを入れてやる。
これを3回ほど繰り返す。
舐めた生クリームは合計小スプーン半分にも満たないが、味はわかったらしい。
物を口に入れる前後には口腔ケアをしてきれいにしなければならないので、なかなか毎日はできない。



11月14日(水)12:28〜15:55

体温 35.9度 酸素飽和度95% 脈拍50〜51

リハビリ 30分
車椅子の散歩 65分
酸素停止時間 65分
吸引 4回
ナースのひげそり
音楽 キャンディーズ他



11月15日(木)13:00〜18:50

起きている。
口をくちゃくちゃ動かしている。
痰を自力排出したようだ。後が残っていて、カニューレが外れている。
体温 低体温ですぐ切れてしまいなかなか測れず。 
酸素飽和度 94〜95% 脈拍54

車椅子の散歩 50分
酸素停止時間 50+30=80分
リハビリ 計45分
90度ギャッジアップ 10分

足指開放 30分
爪刺激・血管マッサージ 25分
口腔ケア
吸引 6回
コミュニケーション ー 中指をあげる、チョキを作る、パーを作る。○
ワセリン

***
腹臥位療法+ホットタオル+ハートのマッサージャー 30分
今日は一発で体位が決まった。
やはり施術者の腕が第一、そしてその時のタイミングだろう。
必ずしも人数が多いからうまくいくというものでもない。
酸素飽和度94パーセント前後をキープ。ただ時間が経つにつれ少しずつ下がって行くのは確かだ。


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コメント(15件)

内 容 ニックネーム/日時
お疲れ様です!
酸素、ひどいですね…
うちは散歩から帰ってきて数分気づかなかったことがありました。
他にもあったかもしれません。
酸素は命綱です。
許されるものではないと思いますよ!
言っても効果がないなんて、ナースさんはいったいどう考えてるんですかね!?

療養病院。
うちも一緒です。
お見舞い客もほとんどいなくて、だから毎日来る私が目立ってます
面会ほとんどない同室の患者さんに同情してか、一人のナースさんがうちの母にだけ声かけなしで処置します。
ちょっとヒドい…


2012/11/16 19:17
風さん、コメントありがとうございます。

いくら言っても改まりません。
病院のスタッフの体質が、ゆるいと言うか真剣さが欠けているのです。
弟の状態がもっと悪かったら命にかかわります。
だから家族がチェックに行かなくてはならないなんて。
と言って、出て行きたくてもとにかく病院が無いので

病院側は意外と毎日行く家族に冷たいですよね。
こちらだって万障繰り合わせて行っているわけですが、『余裕があるから来られる』と思っているふしがあります。
例の新之助も、『ご家族が来られないからかわいそう』と同情されて。
『毎日行くと他の人に気の毒だから』と来ない家族もいます。
そのナース、どついてやりたいですね。

ふーみんの姉
2012/11/16 20:46
酸素、また外れてたの?
ヒドいね〜
忘れないようにするからって、ウソばっかりじゃん。注意書きを外させておいて!

酸素ノートを付けてもらう様にしたら、どう?
ノートに「外した時間」と「再開した時間」をつけてもらうの。図書カードみたいなフォーマットで。

イヤがられるかな〜?
sally
2012/11/17 01:53
sallyさん、コメントありがとうございます。

大うそつきばかりですよ。

酸素ノート、考えてくれたのね。
でも酸素の事をまず思い出さないのだから、ノートの事もダメだと思う。
記入するのもめんどくさがるだろうし。
ノートを誰が管理するかも問題。部屋のナースはあちこち飛び回っているから。
どうしたらいいか、胃がいたくなるほど考えているのはこちらで、病院側は自分の家族じゃないからなにも感じてないと思う。

ふーみんの姉
2012/11/17 10:07
療養病院内の風景はよく似た状況です、同感です。
でも酸素忘れるというのは無かったです。
先週同室の患者さんが入れ替わりました。今居るの
は特に注意が必要な「ナースセンター前」の部屋な
ので、「要注意になった」患者さんが部屋を移動し
てくるのです。うちはずっと要注意な訳ですが、
ちょっと見方を変えてありがたい措置と思っています。



I-ZAK
2012/11/18 08:38
連続コメントで失礼します。
酸素の件だけ言うとどうしても相手を責めることになる(当然とは思いますが)ので、ふーみんさんの病状と医療の進め方全般に関する家族との定例会(相手は担当医がいいけど、看護の責任者でもよいかと)を提案してみてはどうですか。
うちは月1度でやってきて、3回目をこれからお願いしようとしています。
I-ZAK
2012/11/18 08:48
I-ZAKさん、コメントありがとうございます。

酸素を忘れると言うのはめったにないですよね。
やはり、普通より程度が下の病院なのかな、と思います。
担当医、或いは看護の責任者(看護師長?)との定例会、すごくいいですよね。
私がいろいろ注文をするものだから、先生も割と逃げ腰な感じなのですが、時期を見て話してみますね。
酸素忘れの件は先生には届いてないと思います。

弟の部屋はナースセンターの斜め前、「準要注意」部屋です。
ここでも多くの方が亡くなっていきました。
辛いですね。

I−ZAKさんはブログなどやっていらっしゃるのでしょうか?
探したのですが、見つからなくて。
お持ちでしたら訪問したいので教えて頂けたらと思います。
ふーみんの姉
2012/11/18 20:32
興味を持っていただきありがとうございます。
趣味のロボットとSFについて書いています。
ご笑覧ください。
ブログ: http://kiz.cocolog-nifty.com/blog/
HP : http://homepage1.nifty.com/ykizaki/
I-ZAK
2012/11/19 05:34
I−ZAKさん、ブログ等ありがとうございます。
ロボットですか!!
弟が喜びそう。数学専攻なので。
今、障害者のためになるロボットも注目を浴びていますよね。

後ほどおじゃまします〜。
ふーみんの姉
2012/11/19 10:18
以前、コメントさせて頂いた物です。
うちは、かなり重症でもナースステーション
から遠い。近い所は食事介助する人用。
また、危ない状態。ギリギリにならないと
一般病棟へ行けない。不手際にあい、
モニターは常時。交渉しました。
ただ、病院の年報は公開している。
若いから持ちこたえるようなもの。
今回もかなり厳しい。
加湿器もしつこく交渉。暖房つけてくれ〜



ペンギン
2012/11/23 22:30
ペンギンさん、大変なところコメントありがとうございます。

昨日のように一月並みの寒さでも暖房がついていないのですか?
さすがのウチも加湿器と共についていますよ。
寒いと病人の体に堪えますよね、いくら布団をかけても。

何とか良い方向にいかれますよう祈っています。
ふーみんの姉
2012/11/24 09:31
再びお邪魔いたしますm(_ _)m
うちも酸素やられました‥!
うちは必要もないのに限度量いっぱいの酸素投与です!
ダイヤルを何かの拍子に動かしてしまったらしく、何時間も過剰投与されていました。
母はおかげで意識障害になったばかりのころのような状態でした。(帰るときは起きてました(-.-;)
CO2は大丈夫かと心配です…。

その後どうですか?
『酸素』にはお互い泣かされますね‥
(>_<)
長文ごめんなさい。

2012/11/27 21:09
風さん、やられましたか!
過剰投与、絶対良くないですよね。
お母さんに悪い影響が出なければいいのですが。
どうして間違えるのか、ミスするのか。

本当に心配がつきませんね。
ウチもいつかダイヤルを動かしたらしく酸素がいっぱい出てました。
でも、ナース達は認めないんですよ。
「そんな筈はない!」ってね。
他に誰がやるの?自然にダイヤルが動いたとでも言いたいのか?
或いは私が何かの拍子に動かしたのだと疑っているのです。
まったく、、、。
ふーみんの姉
2012/11/28 09:11
酸素は一度、布団の重みで取れた事が。
大事にはいたりませんでした。

同室の方のオムツ交換で、窓開けたまま。。
体調悪くなりました。私が気が付かなかったら。。

毎日、あら探ししているようで嫌です。




ペンギン
2012/11/28 23:51
ペンギンさん、コメントありがとうございます。

ティーバーが外れることはありますよね、むせたはずみなどで。
それはある程度仕方ない部分もあると思うのです。
でも、タンクから酸素を出してない、と言うのはどうしようもないです。

オムツ交換のあと、開けた窓をなかなか閉めに来ないのも同じですね。
忘れているんじゃないですか。
臭気なんてすっかり抜けているのに。

本当に。あらさがしみたいになってしまいますよね。
ふーみんの姉
2012/11/29 10:01

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